ICU生のスウェーデン留学日記

2015年8月からスウェーデンのヨーテボリ大学に交換留学中のICU生。

春が来た…!と思ったら夏だった

Hej hej! 
気がつけばもう5月も終わり…残りの留学生活も遂に2週間を切ってしまいました。
スウェーデン上空を飛ぶ飛行機の中で「見事に緑ばっかり…こりゃすごいところに来てしまった」と思ったのがついこの間のように思えます。

前回記事を書いたときはまだ冬真っ只中でめちゃくちゃ寒い時期だったんですけど、あれ以降も寒い日は続いて4月に入っても最低気温1℃、日中には雹が降る日もあり、木に葉は全くなく花も咲いてない…もうこのままずっと冬のままなんじゃ…なんて思ってました。
が!4月の下旬頃から徐々に気温も上がり、花も咲き始めてみんなが待ちに待った春がやっっっっと来たなと(笑)
5月に入ってからは20℃以上になる日もあり私的にはまだ春な気分なんですけどスウェーデン人たちにとってはもはや夏の到来って感じらしいです。
…春短っ!!!今か今かと待ちわびていたのに一瞬で過ぎ去ったよ!!!
ということで、今回はスウェーデンの春の過ごし方について少し書こうかなと思います。

自然が大好きなスウェーデン人が春になってすることと言ったら、まずお花見。スウェーデンでも最近日本の「お花見」という言葉が浸透してきているようで、日本と比べると時期は少し遅いですがお花見イベントもありました。
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このお花見イベントはヨーテボリ市内にある大きな自然公園で開催されていて、公園内ではこの日限定で空手や剣道体験ができるブースがあったり、抹茶を売ってる出店もあって長い列ができていました。ちょっとした日本文化イベントみたいになっていてなかなか面白かったです。
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桜以外にも森に入ると花がたくさん咲いていて、子供の頃見たムーミンのアニメOPを思い出しました。スナフキンのハーモニカが聞こえてきそう(笑)

あと、スウェーデン人は日光浴も大好き。
スウェーデンに来て太陽のありがたみを身に染みて感じるようになるっていうのはほとんどの留学生に共通してるみたいなんですけど、スウェーデン人の太陽好きっぷりには負けます。もう本当にスウェーデン人太陽大好き。
道行く人の多くが露出度高い服着てて男の人に至ってはもはや上半身は服を着ていない(笑)
しかも芝生があればたとえそこが住宅街だろうが道路に面していようが水着姿になって日光浴してて「ここはビーチか!?」ってなります(笑)
カフェでもみーーーーんなテラス席に座りたがるので店内ほとんど誰もいないみたいな状態で笑えます。しかもテラス席でもわざわざ直射日光当たる位置に移動する人もいて日本じゃ考えられない光景だなと(笑)
スウェーデンでは暗くて寒い冬が長い間続くから余計日光を欲するというのもあるんでしょうけど、それに加えてスウェーデンでは日に焼けていない白い肌は不健康の象徴だったり、外に出ない引きこもり、外出する友達がいない可哀想な奴みたいに思われることもあるらしく、こういう価値観も関係しているんだと思います。美的感覚って国によって随分違うということが分かる話でもありますよね。

帰国直前までエッセイの課題があるうえに、やり残したこともちらほらあるので帰国前日まで予定ぎっしりですが帰国前にスウェーデン人友達が早めのミッドサマーパーティーを開いてくれるのでその様子について書きたいし、留学生活の振り返りもしたいので帰国前にあと1回は更新したいと思います…!(希望的観測)

それでは、今回はこのへんで。
Vi ses!