ICU生のスウェーデン留学日記

2015年8月からスウェーデンのヨーテボリ大学に交換留学中のICU生。

スウェーデンのオタク文化について考えてみる

Hej( ´ ▽ ` )ノ
お久しぶりです。昨日やっっっっとhome examを書き終えて無事提出できたのでちゃんとブログ更新します(笑)

さてさて、私がここ1週間ほど格闘していたhome examですが、今回は北欧で作られたor北欧についてのfilmを分析して日本のfilmと比較するという内容のものでした。私が今受けているScandinavian studiesという授業は4つのユニットに分かれていて9月は北欧のメディアについて扱いました。
授業を受けたり実際にスウェーデン人の友達と映画やアニメについて話していて感じるのは、スウェーデン人は見た後にいろいろと考えさせるような、どちらかというと少し暗めの内容が好きなんだなということ。北欧のメディア作品はNordic Noirのような人間の心理や行動に重点を置いて描いたミステリー作品が多いし、日本のアニメもキャラクターの心理描写が多いものがこっちでは人気な気がします。
あと私が知り合ったオタクのスウェーデン人たちは本当にいろんな日本のアニメを知っていて驚きます。古いものも新しいものも見ていて、アニメ会社や監督についても調べていろいろと語っているし作画に注目したりキャラクターの心理描写について考えていたり、メディアについて勉強している身としては興味深いことがたくさん聞けて楽しいですね。アクション大好き!コスプレ大好き!といういわゆる一般人が想像するようなオタクの人ももちろんいますがそういうオタクではない人もたくさんいてビックリしました。
そもそも「オタク」という概念自体が日本とは少し違っていて、日本ほどネガティブなイメージはないみたいです。大人も子供も関係なくゲームをするし、家族や友達みんなでリビングに集まってゲームをすることはごくごく普通のことなんだそうです(引きこもって1人でゲームする人も普通にいるけど…)。多分これはスウェーデンのホームパーティーの文化に関係しているんでしょうかね。スウェーデンでは外食すると高いので週末は誰かの家でホームパーティーを開いて、そこでみんなとおしゃべりしたりゲームをしてわいわい盛り上がって楽しむことも多いです。

ゲームや漫画、アニメに対して寛容な環境ということと、こういったオタク文化に興味を持つ人が増えていることを考えると日本のオタク文化はまだまだ進出の余地があるんじゃないかなと個人的には思います。pcゲームとかね(pcゲームはこっちでけっこう人気)。
量産型低クオリティアニメは流行るか微妙だけど(苦笑)



全然オタク文化に関係ないんですけど今日友達がバイトしてるお寿司屋さんに行ってきたのでその画像載せておきます(笑)

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 ヨーテボリは海が近くて新鮮な魚介類がとれるのでお寿司屋さんが多いです。本当にどこにでもある(笑)
やっぱりサーモンが美味しいですね。


料理上手なスウェーデン人にご飯作ってもらったりオススメのレストランに連れて行ってもらったりfikaしたり…最近体重がとっても気になります…
帰国するまでなるべく太らないようにしたいけど…無理かな(笑)

それでは今回はこのへんで。
Vi ses!