クリスマスシーズン到来
Hej hej!
お久しぶりです。約1ヶ月ブログ放置してましたがちゃんと生きてます(笑)
こっちは例年より暖かいらしいんですけど日中でも5度前後、夜は氷点下の世界です。夜とか外歩いてると顔が痛いです。もう「寒い」じゃなくて「痛い」
でも寒すぎて引きこもり生活になったり、日照時間が減って鬱になるなんて話も聞いてたんですけど案外平気でした。自分けっこうスウェーデンの暮らしに合ってるのではとか思ったり…(笑)
ここ最近出かける機会が多いのは街がクリスマス一色になっているからってこともあるかもしれないです。前にこのブログで書いたHagaというカフェや雑貨屋さんがたくさんある通りではカフェの店先でクリスマスの菓子パンやクッキー、Glöggというアーモンドやレーズンが入ったホットワインなんかが売られていたり、リセベリという遊園地ではクリスマスマーケットがやっていたり、とにかく買い物に出たくなるんですよね。ふつうの通りもイルミネーションがキレイなので歩いているだけでも楽しいです。
リセベリの観覧車から撮った夜景。イルミネーションがめちゃくちゃキレイ!多分こっちは夕方4時前にはもう日が落ちて暗くなるからイルミネーションにものすごく力を入れるんでしょうね。一般家庭でも電飾ピカピカしてるしどの家にも必ずと言っていいほど大きな星の飾りが窓のところにかかってます。もうとにかく街中ピカピカです。
これは上にも書いたglöggというホットワイン。ジンジャークッキーをこれにつけて食べると最高。
こっちはlussekattというサフランのパンで、12/13の聖ルチア祭の日に食べます。スウェーデン人の友達と一緒に作ったんですけど、ほんのり甘くて美味しかったです。
ヨーテボリ大の学生が主催するルチア祭のイベントがこの前あったので私も参加したんですけど、白いドレスを来た学生たちがロウソクを持ってサンタ・ルチアの歌を歌いながら登場したときはすごくキレイで感動しました。
歌自体はもともとナポリ民謡なんですけど聖ルチア祭は北欧諸国全般で祝われていて歌は基本それぞれの国の言語で歌われているらしいです。スウェーデンはキリスト教徒がそんなに多くないんですけど土着の光信仰やキリスト教などがいろいろ混ざった行事みたいですね。サンタ・ルチアの歌の歌詞も脚色されていて「闇の中から光が現れた」という内容らしいです。ユリウス暦ではルチア祭の日は1年で最も夜が長い、要するに冬至で暗いのでこういう脚色がなされたんだとか。
宗教に関してはスウェーデンと日本はわりと似ていて、クリスマスや聖ルチア祭のような行事はちゃんとするし結婚式も教会でやったりするけど必ずしもキリスト教を信仰しているからってわけではなく、それが伝統・慣習だから、なんとなくキレイだし楽しいからという理由の人も多いと聞きました。まぁ日本人もお盆にはお墓参りしてクリスマス祝って初詣行って…みたいな感じだしそのへん似てるなぁとこの話を聞いて思いました。
リセベリの中の様子。エントランスでは聖歌が流れているので日本のTDLみたいなポップな感じとは少し雰囲気が違います。もっと厳かな感じ。飾りつけは可愛いんですけどね。そしてやっぱりイルミネーション過多。真ん中の写真の大きなツリーはもともとはフリーフォールで、たしかスウェーデンだか北欧だかで一番高いフリーフォールらしいです。でも今の時期は寒すぎるのでやってません。残念。それにしても寒すぎてアトラクションが休止ってさすがスウェーデンて感じですよね(笑)
クリスマス限定の露店もたくさん出てます。これはチョコレートのお店で写真に写ってるハサミなどは全部チョコレートでできてます。もったいなくて食べられない!
あとはチュロスやローストアーモンド、ホットチョコレートなど食べ物や飲み物の屋台やハンドメイドのアクセサリーを売っているお店もたくさん出ていて、お金がいくらあっても足りないです。
コペンハーゲンのチボリ公園にも行ったんですけどそっちはものすごく混んでいて歩くのも大変で、それと比べたらヨーテボリのリセベリはそこまで混んでるわけでもないし値段も北欧諸国の中では安い方なのでクリスマス時期に来るならオススメですね。
コペンハーゲン旅行についてはまた今度。
ではでは今回はこのへんで。
Vi ses!