ICU生のスウェーデン留学日記

2015年8月からスウェーデンのヨーテボリ大学に交換留学中のICU生。

近況報告

Hej!

先週からスウェーデン語の授業が始まったので今度からスウェーデン語の挨拶で始めてスウェーデン語の挨拶で締めようと思います(笑)
 
私の時とスケジュールが同じならicuは多分もうそろそろ交換留学の選考時期なので留学を希望している人たちはエッセイやら面接の準備やらで忙しいと思います。
私も去年の今頃はたしか書いたエッセイをネイティブの友達に頼んで添削してもらってた気がします。
やっぱりエッセイは他の人に一回見てもらって客観的な意見をもらうといいと思います。ELA(icuの英語の授業)の先生に頼んで添削してもらっている友達もいました。
 
 
さて、最近の私はというと冒頭に書いたスウェーデン語の授業に苦戦しています(笑)
とにかく発音が難しい!!というかもう全部難しい!!(笑)
テキストが全部スウェーデン語で書かれているうえに授業の進みもはやいので、ついていくのがやっとという感じです。
スウェーデンにはドイツからの留学生がたくさん来ているのでスウェーデン語の授業もドイツ人が多いんですが、ドイツ語とスウェーデン語は似ているところがあるらしく読み書きはそれほど難しくないそうです。私が話したドイツ人の子は今の時点で40%くらいはスウェーデン語の文章が理解できるって言ってたかな。
小さいグループになってお互いにスウェーデン語を読んだり話したりする練習をすることが多いのでドイツ人の子ばっかりのグループに入ることもあって、その時は同じグループのドイツ人の子たちによく「今先生何言ったの?」とか聞いてます(笑)
 
スウェーデン語は発音が難しいと書きましたが、日本人がよく苦戦する発音は7(sju)の発音ですね。私含めて周りの日本人ほぼ全員「無理!」って言ってます(笑)
どういう発音記号を使うのかよくわからないので説明しにくいんですけど、とりあえず「s」の発音ではないです。見た目は「シュー」っぽいんですけどどちらかというと「フュー」って感じ?
あと40(fyrti)と70(sjutti)の聞き分けがほんとーーーーーーに難しい!!何回聞いてもどっちも「フッティ」に聞こえる(笑)
発音し分けることも難しいです。どう足掻いても「fyrti」の発音になってしまうのでよくスウェーデン人の友達に「できてないよ」って笑われます。
 
あとは「r」の巻き舌ができないと言っている日本人留学生もけっこういますね。私は巻き舌は案外すんなりできてしまいました。
特にヨーテボリは他の地域よりも「r」を強めに言うみたいですね。一種の方言なんだとか。ストックホルムとか北の方は逆にほとんど「r」を巻かないので生粋のヨーテボリ市民は「気取ってる感じ!」って言ってました(笑)
 
まぁこんな感じで英語以外の言語の壁にぶち当たりながらもスウェーデン人の友達に助けてもらいながらなんとかやっています。
 


ここからはfikaした時の写真を載せていこうと思います。



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これは以前書いた巨大シナモンロールを食べた時の写真です。比較対象として私の手も一緒に撮ったんですけど、どれくらいシナモンロールが大きいかこれで分かるかな?とにかく大きくて友達と半分こしたんですけど意外と軽くてぺろっと食べてしまいました(笑)
食感がモチモチしていてとても美味しかったです。


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これは別の日にシナモンロールを食べたところと同じカフェで注文したキッシュです。カレー風味のチキンのキッシュで、注文した時はキッシュだけ出されるのかと思っていたら横のサラダも付いてきてちょっとビックリ。最高のブランチでした。





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こんな感じでスイーツが並べられています。


本当はもっとたくさん写真載せたいんですけど何故か1週間以上前の写真が選択できないので今日はこのへんで。
Hej då!



誕生日

こんにちは。
前回に引き続き風邪っぴきの私ですが、皆さんは大丈夫でしょうか。


さて、タイトルの通り私は先日スウェーデンで誕生日を迎えたわけですが、冒頭でも書いたように誕生日当日は風邪で体調絶不調だったので一日中寝ていました…
でも最悪の誕生日だったかというとそうでもなくて、日本にいる友達やスウェーデンに来て仲良くなった友達からFacebookでお祝いメッセージをもらったり、夜キッチンメイト(私の寮はキッチンを8人でシェアしています)に呼ばれてキッチンに行ってみたらサプライズバースデーケーキを買ってきてくれていてお祝いしてもらったり、友達にテレビ電話越しに誕生日の歌を歌ってもらったりと、 留学する前より多くの人からお祝いしてもらい自分にとって特別な一日になりました。

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↑これがサプライズバースデーケーキ。スウェーデンのケーキはどれもものすごく甘いんですけど(特にチョコレートケーキ)、キャロットケーキは程よい甘さで美味しいと前に話していたのを友達が覚えていて買ってきてくれました。

海外に長期滞在することも初めて、一人暮らしするのも初めてで、しかもスウェーデンという未知の国に来て分からないことだらけの毎日ですが、だからこそちょっとしたことが嬉しくて幸せを感じられるような気がしますね。


ところでスウェーデンで体調を崩して思ったんですけど、やっぱり日本とは環境が全く違うので普段あまり体調を崩さないような人でも留学してすぐは気をつけた方がいいですね。特に食事。ビタミン不足になりがちだなと思います。こっちは日本ほど新鮮な野菜がないので気づくとご飯が肉!じゃがいも!って感じなるので意識してなるべくいろんな野菜や果物を買って食べたほうがいいと思います。
野菜の種類は少ないんですけど、幸い果物はけっこう売っていてしかも値段も日本と比べるとめちゃめちゃ安いです。リンゴが一袋に8個くらい入ってて200円しない…!ただし気をつけないと傷んでるものも多いし、なによりサイズが小さい…本当に小さい…青いし…日本で売られている果物がいかに美味しいかってことがよく分かります。

さてさて、今回はこれくらいにして。
次回書く時までには風邪治したいですね…
それでは。


コミュニケーション

こんにちは。

今日本では雨の日が続いているという噂を聞いたのですがスウェーデンは相変わらず晴れたり大雨だったり不安定な空模様です。

私はというと雨が降る中「city challenge」という、ヨーテボリ市内を歩きながら与えられたミッションをクリアしていく留学生向けのイベントに昼から夕方まで参加したため若干風邪気味で喉が痛いです。

 

さて、今回は「コミュニケーション」というタイトルを付けましたが、今回は私がこちらに来て感じたコミュニケーションの難しさについて少し書こうと思います。

 

そもそも私の英語力がそれほど高くないということも原因の一つなのですが、やはり言語や文化、習慣の違いによってこれほどまでに人とのコミュニケーションが困難なものになるのかとここ数日で感じました。

 

こちらに来てすぐに知り合って仲良くなったスウェーデン人の友達がいるんですが、彼はよくふざけてパンチする振りをしたり悪ふざけをする人で、私もそういう態度は嫌いではないしむしろ面白いなと思ってけっこう好意的に受け止めていたんです。ただ私自身が常にニコニコ笑っているタイプではないし周りから見ると表情が怖く見えてしまうタイプの人間なんですけど、日本にいるときは言葉のニュアンスで相手に怒っていないということを伝えられていたので特に問題はなかったんです。でも今回は相手がスウェーデン人。いくら流暢に日本語を話すといっても細かい日本語のニュアンスまでは感じ取れないので私がすごく不愉快に感じていると誤解してしまったみたいで今朝謝罪メールが来てものすごく驚いたと同時に、いかに自分が言語だけに頼って今までコミュニケーションを図っていたのか、またいかに自分のコミュニケーションの取り方が一方的なものだったかということを実感し反省した出来事でした。

 

また、言語の壁というか、言語に関する問題点について考えさせられる出来事もありました。

冒頭にも書いたように、私は昨日city challengeという留学生向けにイベントに参加したのですが、このイベントは国籍の異なる留学生10人でグループを作ってメンバーで協力して与えられたミッション(例えば、市内のトラムストップ5つを回れ・公共の場でlet it go をメンバー全員で歌えetc)をクリアしてポイントを多く獲得したグループが優勝というゲームをするものでした。

私のグループは私とオランダ人、フィンランド人、スウェーデン人、ドイツ人の他に余ってしまった5人のフランス人のグループだったのですが、やっぱり母国語が話せる人が近くにいるとどうしても母国語で話したくなってしまうもので、メンバーの半数を占めるフランス人たちがフランス語でずっと会話していたため私含め他のメンバーが全く会話についていけない状況に後半はなってしまいました。

日本人留学生も留学先で日本人同士で固まってずっと日本語で話してしまうというようなことをよく耳にしますが日本人だけじゃなくて他の国の人も同じなんだということに驚いたと同時になんとも言えないモヤモヤ感が残ってしまいました。

ここで言いたいのは、○○人はこうで××人はこうとか国籍で区別したり批判したいわけではなく、その場におけるマジョリティー側の言語が持つある種の力や無意識に作り出されてしまう一体感の怖さにもう一度目を向ける必要があるのではないかということです。

今回のことだけではなく、日本に留学に来ている留学生たちに対して自分は無意識に「マジョリティー側の言語である日本語」を使うことを強いてはいないだろうか、日本人同士で日本語で話すことで周りの人との接触を遮断してはいないだろうか、母国語が英語ではない人たちが「世界共通語」として英語を使うことを強いられている状況はフェアなことなのだろうかなど、言語によって作り出されるアンフェアな状況を改めて考え直すきっかけになるような経験でした。

 

 

こんな感じで、留学して全く異なる価値観や習慣を持つ人たちと出会って話してみて、あぁ「コミュニケーションをとる」ってこういうことなんだなぁとしみじみ思いました。今までは一方的に伝えた気になっているだけで相手のことを考えていなかったかもと思いましたね。

日本にいる時は周りも自分もみんな日本語を母国語として使うしいちいち相手が自分の意図を汲み取れていないかも、言葉の意味の受け取り方が自分と違うかもなんてことは気にしないから…。マジョリティーである日本語を使うことが当たり前だと思ってしまってマイノリティーの存在に気づけないから…。

「伝えようとする努力」「理解しようとする努力」があって初めてコミュニケーションって成立するんだと思いました。

 

 

あ、一応言っておくと、留学生活自体はとっても楽しいですよ。city challengeもイベント自体は楽しかったし。日々遊び、日々学んでいます。

ただ今回はあまり明るいトピックではなかったので次回はもっと明るく楽しくいきたいですね。

 

ではまた。

 

レセプション

こんにちは。
今回は頑張って時間を置かずに投稿してみました(笑)

さて、今回はタイトルの通り昨日私が参加したレセプションについて書きたいと思います。
そもそもレセプションてなんぞやという話なんですが、これはヨーテボリ市が留学生向けに開いてくれたもので、8月から9月にかけてヨーテボリ市内の大学に来た留学生たちが参加するけっこう大きなイベントでした。
立食パーティーでドレスコードはスマートカジュアル程度だったかな…?そこまで堅苦しいものではなく、食べたり飲んだりしながら留学生同士で交流しましょ〜という雰囲気で楽しかったです。
残念ながら写真を撮るのを忘れてしまったので今回は写真なしで…

余談ですが、留学生としてこっちに来てからスマートカジュアル程度のドレスコードがあるパーティーが何回かあったので留学先にはちょっとしたパーティーに着て行けるような服を1着持って行くと便利だと思います。女の子ならワンピース1枚あれば十分ですかね。あとちょっとヒールのある靴もあるといいかな。

レセプションの料理についてはあんまり期待していなかったんですけど、どれもけっこう美味しかったです。貧乏留学生にとっては1食分食費浮くし美味しいものたくさん食べられるしとても助かりました(笑)
ただイタリア人留学生は「このパスタはまぁまぁかな。イタリアのパスタの方がもっと美味しいよ」的なことを言っててさすが「イタリア人(笑)」と思いました。

レセプションが終わってからその場で仲良くなったトルコ人・ドイツ人・ルクセンブルク人・フランス人の留学生と他の日本人留学生たちと一緒に近くのバーに行きました。
私はお酒があまり好きではないのと飲み会のノリが苦手ということもあって日本にいるときは飲み会系のイベントは一切参加していなかったのですが、留学に来てからはなるべく積極的に飲み会にも参加するようにしています。実際にみんなで飲みに行って思うのは、やっぱりお酒が入るからこそ語れる話題もあるし、より個人的な話がしやすい雰囲気になるのでお互いに打ち解けやすくなる気がします。スウェーデンではfikaも人との交流の場として重要な役割を果たしていますが飲み会とはまた違う雰囲気なんですよね。今はまだ違いをうまく説明できないんですけど、帰国する頃には違いをうまく理解できるようになるかな…(希望的観測)

そうそう、このブログを実はこっそり見ている母親からfikaしたときの写真はないのかと聞かれたのでこっちに来て食べた美味しいスイーツの写真を少しだけあげておきますね。

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初めてのカフェでのfika。ハロンパイというベリーのパイなんですけど、クリームソースと一緒に食べます。パイ自体も甘いんですけど横にがっつり乗っているクリームソースがめちゃめちゃ甘い!というかスウェーデンのスイーツは基本全部甘いです。コーヒーが主流なのもわかる気がします。コーヒーの苦さで食べ物の甘さを中和してる感じ(笑)

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これはヨーテボリ市内で有名な巨大シナモンロールを売っているカフェで食べたキャロットケーキ。本当は巨大シナモンロールを食べに行ったんですけど残念ながらその日は売り切れていて食べられませんでした…
写真のケーキの上に乗っているのはなんとほおずきの実!人生初のほおずきの実でしたが正直味は微妙…(笑)独特の苦みがあります。スウェーデンのケーキは日本のケーキのようなデコレーションはほぼなく、代わりにほおずきの実が飾りとして乗っていることが多いです。

このカフェがあるエリアは他にも可愛いカフェや雑貨屋さんがたくさんあるところで、通りも石畳ですごく素敵なところでした。

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店の前はこんな感じ。実際に買って食べられるシナモンロールは写真の下の方に写っているものよりもっと大きなものらしいです。

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この日は夕方に行ったので夕日が綺麗で思わず撮ってしまった1枚。
もう本当にこのエリア全体可愛くてまた近いうちに行こうと思ってます。


さて、今回はこのへんで。
ではまた。


近況報告

こんにちは。
お久しぶりです。なんとか生きてます。
前回の投稿から今日まで忙しすぎて何から書こうかって感じです(笑)
まず着いて早々ピックアップサービスのバスに置いていかれて2時間待たされたり、初日に買ったWi-Fiルーターが不良品で返品しないといけなかったり、徒歩10分の距離にあるトラム(スウェーデン路面電車)の停留所が見つけられなくて人との待ち合わせ場所に30分遅れた挙句結局その相手とは会えなかったり、帰りに迷って見知らぬ土地を彷徨ったり
と、本当に書き出したらキリがないくらい既にいろいろな災難に見舞われている私ですが強く生きてます…!!
でも災難ばっかりだったかというとそうではなく、楽しいこともたくさんありました。私と同じようにピックアップのバスに乗り遅れてしまったフィンランド人の女の子と仲良くなってその子とfikaしに出かけたり、日本で知り合ったヨーテボリ大学の学生と再会してfikaしたり(fikaしてばっかりですね(笑))、ホームパーティーに参加したりと既にヨーテボリでの生活を満喫しています。

さて、ここで少し寮の近くの様子を紹介したいと思います。

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寮から少し歩いたところはこんな感じ。写真に写っている大通りが寮の近くにあって、ここを道なりに進むと大きなバスとトラムのターミナルがあります。トラムというのは上にも書いたように路面電車みたいなもので、ヨーテボリ市内のいたるところを走っています。なのでこっちでの主な交通手段はこのトラムとバスです。こっちに来てまずびっくりしたことはトラムもバスも本数がめちゃくちゃ多いということ。ひとつの停留所にバスもトラムも停まるうえに複数の路線が乗り入れているのでひっきりなしにバスとトラムが来ます。
あと、歩行者用の信号がちゃんとあるけどみんな無視!赤でも車が来てなければ平気で渡るし車が来ても車の方が歩行者が道を渡るのを待ってくれるという光景には衝撃を受けました。スウェーデン人曰く「信号が赤だろうがなんで渡れるのに渡らないの?渡れる時に渡るのが合理的じゃない?」らしいです(笑)信号の存在意義とは…

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寮の部屋はこんな感じ。
もともと部屋に付いている机・椅子・本棚・ベッド以外は自分で揃えなければいけないので現地の学生が留学生をまとめてIKEA(さすがスウェーデン!)に連れて行ってくれました。
基本的に物価の高いスウェーデンですがIKEAは安いので地元の人もよく行くんだとか。

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これは寮からトラムで15分くらいのところにある目抜き通りの様子。19世紀頃に作られた通りだそうで、古い石畳の通りには大きなデパートやカフェ、図書館、ミュージアムなどが並んでいます。

私の留学先の大学があるヨーテボリ市はスウェーデンの中でも第2の都市なだけあって様々な公共施設や観光スポットがあってとても賑やかな街です。
晴れた日にちょっと散歩するだけでも十分楽しめちゃいます。
ただし、とにかく雨の日が多い…!朝晴れていても昼から突然の豪雨なんてこともしばしば。折りたたみ傘は必須です。

こんな感じで、街の雰囲気はすごーーーく素敵で(雨は除く)来た初日から大好きになってしまったわけですが、人もすごく素敵な人が多いです。
そもそもスウェーデン人の国民性が平等を重んじる性格ということもあってか、心配していた人種差別のようなものは今のところ一切感じたことがないです。みんなフレンドリーでとっても親切です。特にヨーテボリの人は陽気な人が多い印象。ずっとヨーテボリに住んでいるスウェーデン人の友達曰く、ストックホルムが日本の東京だとしたら、ヨーテボリは大阪みたいな感じらしいです。関係性も東京と大阪に似ているようで、何かというと比較され本人たちも張り合うところがあるみたいです笑

さてさて、今回はこのへんで。
もうちょっとこまめに記事を投稿したいですね…頑張ります。
ではまた。

スウェーデンまでの道のり2

こんにちは。

前回はスウェーデンまでの道中の具体的な様子を書けなかったので、今回はちゃんと報告しますね。

 

前回の記事で書いたように、私は格安航空会社のチケットを買ったので値段が安い分所要時間が長く、スウェーデンまで乗り継ぎを2回しないといけませんでした。

まず最初にエティハド航空という会社が運営している飛行機に乗って成田からアブダビに向かったのですが、成田〜アブダビ間が一番長くておよそ11時間飛行機に乗っていました…とにかく長い…!

ただ、エティハド航空の飛行機はエコノミーでも座席が豪華なことで有名らしく、たしかにこの後に乗ったエアベルリンの飛行機の座席よりも座り心地がよかったです(笑)

格安航空チケットは会社によっては機内食も何も出ないのですがエティハド航空はちゃんと機内食が出ました。しかも靴下・歯ブラシ・アイマスクのアメニティまでもらえてびっくり!(ただし機内食の味はそれほど…って感じでした)

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アブダビ上空からの景色がキレイだったので思わず写真撮っちゃいました。

夜はこんな感じでキレイなんですけど、昼間は空港の周り一面の砂漠で「さすがアラブ…!」って感じでした。

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↑そしてこれがアブダビ空港の中央ラウンジ。…なんかよく分からないけどすごい模様!

Google情報によると外の気温は驚きの42℃!!朝でも30℃超えでびっくりしたんですけど、空港内はけっこう寒くて次の飛行機を待ってる間縮こまってました。ていうか、空港だけじゃなくてエティハド航空の飛行機の中もすごい寒くてこの辺の人って極度の暑がりなんですかね???分からないけどとにかくどこもかしこも寒かった思い出。外と中で気温差ありすぎ…

次にアブダビ空港からエアベルリンの飛行機に乗ってベルリンのテーゲル空港に向かい、そこからさらに乗り継いでやっっっっっとスウェーデンのランドベター空港に到着!!

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ヨーテボリ上空の様子。緑しかない…!!ものすごいところに来てしまったなというのが最初の感想(笑) 

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ランドベター空港はこんな感じ。そんなに大きな空港ではないけどベンチや店の看板が北欧カラーでアットホームな感じでした。あと、さすが北欧…空港内歩いてる人もスタッフも金髪碧眼の美男美女ばっかりでした(笑)

さてさて、とりあえず道中の様子はこんな感じで。

入寮後もいろんな出来事があったのでなるべく覚えているうちに次の記事も書きたいな…

ではまた。

スウェーデンまでの道のり1

こんにちは。

約26時間半かけてスウェーデンに来ました!長かった…とにかく長かった…

 

私は今スウェーデンのLandvetter空港で寒さと疲労と眠気と闘いながら記事を書いています。ちなみに現地時間は夜中の3時半です。

何故こんな夜中に空港で待つ羽目になっているかというと、受け入れ先の大学がarrival dayとして設定している22日か25日のどちらかに到着した学生だけしか空港から寮までのピックアップサービスを受けられないからなんですね。私は21日着の格安航空チケットを買ってしまった後にこの情報を知ったので予約変更もできずこうして空港で夜を明かしているわけです…正直つらい…

 

ま、失敗談はこれくらいにして、今回はタイトル通りスウェーデンまでの道中の様子を報告しようと思うのですが、その前にまず私が買った格安航空チケットについて少し触れたいなと思います。

 

私の場合、留学が決まってまずどうしようかと悩んだのが飛行機のチケットでした。

留学生活云々の前にまず現地に無事到着しないと話にならないからね笑

日本からスウェーデンへの直行便はないので必ずどこかで乗り継いで行くことになるのですが、大抵コペンハーゲンヘルシンキあたりで乗り継ぐことになるみたいです。ただし乗り継ぎが1回で済むようなチケットだと時期によってはものすごく値段が高くなってしまう(最初調べた時往復40万円とか出てきてびっくりした思い出(笑))ので、私はエアベルリンという格安航空会社のサイトでチケットを買いました。

ちなみに値段は往復で約13万円。ドイツの会社なので当然サイト内容も予約時の手続きもその後のメールのやり取りも全部英語でそれはそれは面倒だったのですが留学費用はなるべく減らしたかったので仕方ないですね…

さて、ここまで読んで「なんで帰国は1年後なのに往復チケット買ってんの???」と思った方もいるかもしれません。


が、ここが!チケットを買うときの!!コツ!!!

 

…別にたいしたコツでもないし普通に知ってる人もいると思いますが、ここで言う留学のために飛行機のチケットを買うときのコツとは「OPENチケット」or「FIX/OPENチケット」を買うことなんです。

飛行機に乗り慣れている人にとっては「なんだそんなことか」って感じの情報ですが、私のように飛行機初心者の人向けの情報ということで(実際私がチケットを買うときに一番困ったのがこのチケットの種類についてだったので…)知ってるよって人はスルーしてください。

 

OPENチケット=出発前に帰国予定日を指定しなくてもいいチケットで、出発してから帰国便の予約ができる。

FIX/OPENチケット=出発前に全ての便(往路も復路も)の予約をしなければならないが、出発後に帰国便の日程を変更できるチケット(航空会社によってはFIX/OPENチケットだと手数料取られたりする場合もあるみたいなのでそこだけご注意を)。

 

簡単に説明するとこんな感じかな?(ただし航空会社によっては名称や定義が変わってくる場合もあるので各会社の公式HPでよく確認してください。)

ま、要するにどっちも帰国便の日程を後から変更することができるチケットというわけです。

予約変更可能な格安チケットを買っておくと復路の分を無駄にしないで済むのでオススメです。


なんだか予想以上に長くなってしまったのでやっぱり道中の様子は次回にまわします(じゃあタイトル変えろよって話)。

とりあえず休んでからちまちま続き書いていきますね。

ではでは。